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プレスリリース

2016.07.01

Yahoo!天気・災害、河川の増水や氾濫から身を守るために役立つ新機能「河川水位情報」の提供を開始

~ 今いる場所に近い河川の「注意」「警戒」などの情報や、
10分ごとの観測所の水位の変化を地図上に分かりやすく表示することで、
自主避難を早期に判断するために活用 ~

「Yahoo!天気・災害 河川水位情報」URL:http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/river/

 ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)の提供する「Yahoo!天気・災害(※1)」は本日より、今いる場所に近い河川の「注意」「警戒」などの情報や、10分、1時間ごとの観測所の水位の変化を危険度に応じて色分けされた記号などを用い、地図上やグラフで分かりやすく表示する「河川水位情報」の提供を開始しました。
本情報は、Yahoo! JAPANがアジア航測株式会社と連携し、気象庁の情報と国土交通省や地方自治体のオープンデータを掛け合わせ、地図上に分りやすく表示した独自の情報です。それにより、従来より詳細な地域ごとの情報や、経年で変化した地形などを踏まえた最新の情報を表示することが可能になりました。
※1:「Yahoo!天気・災害」は、スマートフォンブラウザやPC向けサービスです。

 気象庁によると、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が発生する回数は、1976年以降、年々増加傾向にあり(※2)、狭い範囲に猛烈な雨を降らせる「ゲリラ豪雨」への懸念は高まっています。しかしながら、ゲリラ豪雨は突発的に発生することが多いため予測困難であり、急な河川の増水や氾濫などを引き起こし、人命を奪う災害に発展する危険性が高いとされています。国土交通省では、昨年の9月に発生した、関東・東北豪雨をうけ「水防災意識社会 再構築ビジョン」(※3)を策定し、住民等が早期に自主避難をするように促しています。
※2:気象庁「アメダスで見た短時間強雨発生回数の長期変化について」
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/info/heavyraintrend.html
※3:国土交通省「水防災意識社会 再構築ビジョン」
http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo03_hh_000899.html

 「Yahoo!天気・災害」では、これまでにも、ゲリラ豪雨などに役立つ機能として、リアルタイムに雨雲の動きを知らせる「雨雲ズームレーダー」などの機能を提供してきましたが、今いる場所に近い河川の危険度を迅速に伝えるため、「河川水位情報」を提供します。
 今回追加した「河川水位情報」や「雨雲ズームレーダー」などを併せて使用することで、ユーザーのみなさまが、ゲリラ豪雨などが発生した際に、自主避難を早期に判断するために活用いただきたいと考えています。

 より多くのユーザーのみなさまに防災の情報を届けるため、今後は、「Yahoo!天気」アプリでの「河川水位情報」の提供や「Yahoo!防災速報」との連携を行います。また、現時点、「河川水位情報」で提供していない都府県が管理する河川の情報は、都府県がデータを公開次第、順次追加をしていく予定です。

 Yahoo! JAPANでは今後も、情報技術を使って人々や社会の「課題」を解決し、日本をUPDATEしていくため、さまざまな取り組みを進めてまいります。

【「Yahoo!天気・災害 河川水位情報」の使用例】
「Yahoo! JAPAN」トップページより、「Yahoo!天気・災害」を開き、「Yahoo!天気・災害」のページ内にある「防災情報」より、「河川水位」を選択すると、「河川水位情報」が表示されます。
「河川名で検索」するか、「位置情報を利用」すると、今いる場所に近い河川の詳細な情報を取得することができます。

 

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